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こんにちは。読書は人生のプロテイン、ゴリラです。
今日はゴリラ界隈でも話題になった一冊、「あなたはあなたが使っている言葉でできている」という本について話します。
この本を読むことで、私たちは自分の内面と向き合い、言葉の持つ力を再認識する機会を得ます。
ゴリラであろうと人間であろうと、私たちの思考や行動は使う言葉に大きく影響されるんです。
私がこの本から学んだこと、そしてそれがどのように私の、そしておそらくあなたの考え方に影響を与えるのかを掘り下げていきたいと思います。
ジャングルの中での発見のように、新しい知識とインサイトに満ちた冒険に出かけましょう。
まず最初に私たちは全員、自分自身と対話しているということを認める必要があると著者は主張します。
声に出さなくても、日々、自分の内側でさまざまな思考が渦巻いているんです。
実際には、私たちは1日に5万以上ものことを考えると言われています。
そして、これらの考えの大部分は、重大な哲学的思索ではなく、むしろ私たちを煩わせるようなネガティブなものだったりします。
起床から就寝まで、この内なる自己対話が絶え間なく私たちを悩ませます。
研究によれば、ネガティブなセルフトークは生産性を低下させ、ストレスを引き起こし、私たちを快適ゾーンに閉じ込めてしまうのです。
変化への一歩を恐れさせるこの声が、私たちの可能性を制限しているんです。
このような現実を変えるためには自分との対話をナラティブ(会話型)からアサーティブ(主張型)に変える必要があると著者は主張します。
セルフトークにはナラティブ(会話型)とアサーティブ(主張型)があると著者は言います。
ナラティブとは自分自身や他人や人生について、意見を言ったり判断を下したりする会話のことです。
対してアサーティブとは今この瞬間を「主張の場」としてとらえ、「自分は~だ」「~を歓迎する」「~を主張する」といった現在形の力強い断定的な言葉のことです。
アサーティブな言葉を使うとき、「~するつもり」や「~したい」という言葉は使ってはいけません。
そのような言葉を使用すると、無意識に「それなら今やらなくてもいいか」と思い込んでしまうからです。
例えば「がむしゃらにやるつもりだ」と「がむしゃらにやる」は全く違います。
現在形の、断定的な力強い言葉を使うことで、お茶を濁すような発言ではなく、現在の人生に切り込む言葉になるのです。
それでは、著者が紹介する7つのアサーティブな言葉をゴリラ的解釈を加えて紹介します。
ゴリラがジャングルを冒険する勇気と同じように、これらの言葉があなたの自己肯定感を強化し、新しい冒険へと導く力となることでしょう。
1.「私には意思がある」
ツキのなさを嘆くのはやめよう。他の人のせいにするのはやめよう。外的要因や、状況のせいにするのはやめよう。
この言葉は、ジャングルで新しいバナナの木を見つけるために別の道を試すゴリラのように、変化への積極的な姿勢を示しています。自分の中で変化を起こすためには、最初に自分自身がその変化を真に望むという強い意志を持つことが肝心です。この前向きな姿勢は、新しい冒険に一歩を踏み出すためのスタートラインとなります。
まるで、ジャングルの中で新しいバナナを求めて旅を始めるゴリラのように、この肯定的な態度が、私たちを行動に駆り立てるのです。
2.「私は勝つに決まっている」
実はあなたは、もうすでに人生に勝っている。
すべての出来事は勝利です。
しかし、勝利は必ずしもポジティブなものではありません。
例えば、「どうせ自分にはできない」という考えをもっていて、そしてそれが実際にうまくいかなかったときは、自分のネガティブな考えを証明する戦いに勝利しています。
また、両親を憎んでいる人は、自分の人生の失敗をもって、両親の子育ての失敗を証明する戦いに勝利しています。
人は何かを証明する戦いに勝ち続けています。
「自分は賢くない」「自分は愛されない」「自分は負け犬だ」このような考えを持つと、それを証明するための行動をとって、それを証明する戦いに勝利してしまいます。
このような徹底的な「勝ち癖」を正しい対象に向けることが大切です。
例えば、私が私を「強くて優しいゴリラである」と信じれば、私は強くて優しいゴリラであることを証明するための行動をとり続けます。
そして強くて優しいゴリラであることを証明する戦いに勝利するのです。
生涯の目標をたて、そのための行動を選ぶ強い決意を持ちましょう。
そして輝かしい勝利を信じて、「私は勝つに決まっている」と宣言するのです。
3.「私にはできる!」
誰だってその人なりの問題を抱えている。完璧な人生なんてありえない。絶対に。
この言葉は、私たちが自己効力感を高め、自らの問題解決能力を深く信じることの大切さを教えてくれます。
まるで、ジャングルの中で様々な困難を乗り越えてきたゴリラが自分の強さを信じるように、あなたもこれまでの経験から得た知恵と強さを内に秘めているのです。
過去に乗り越えてきた様々な困難を思い出してみてください。
テストで赤点をとったり、取り返しのつかないミスをしたり、もう生きていけないと思うほど恥ずかしい思いをしたり。
それでもあなたは、どうにかして問題を乗り越えて、今を生きています。
そのような過去の経験が、今後直面する挑戦を乗り越えるための源泉となるのです。
それぞれの経験が、私たちをより強くし、どんな障害も乗り越えられるという信念を植え付けてくれるのです。
この言葉を胸に、あなたも自分自身の力を信じて、一歩前に進んでみましょう。あなたがこれまで経験してきたことすべてが、これからの人生で直面するあらゆる困難に立ち向かうための力となるでしょう。ゴリラのように力強く、そして賢く、自分の内なる力を信じて、困難を乗り越えていきましょう。あなたならできます。
4.「先が分からないからおもしろい」
先が読めない状況でこそ変化は起こる。
この言葉は不確実性に飛び込む勇気を与えてくれます。
「確かさをくれ、確かさをくれ、確かさをくれ」
人は不確実性を嫌い、確かさを求める病にかかっています。
しかし、輝かしい成功は不確実性の中にだけ存在します。
予測不可能と不安定が満ち溢れた世界で、未知のものや予想外の状況に対する恐れを捨て、それらを受け入れることが重要です。
まるでゴリラが危険に満ちた新たなるジャングルを探索するように、不確実な未来に飛び込んだ者だけが、成功の果実(バナナ)を手に入れるのです。
私たちも新たな可能性や機会を見つけ出し、成長の道を歩むことができます。
人生は未知のものに満ちており、それがまさに人生をおもしろく、魅力的なものにしているのです。
5.「自分は思考ではなくて行動だ」
あなたという人間を決めるのは、頭の中にあるものじゃない。何をするか、つまりは行動だ。
この言葉は、私たちがただ考えるだけではなく、積極的に行動を起こして自己を定義すべきだという強いメッセージを持っています。
ジャングルを生きるゴリラのように、私たちも思考を超えて行動することで、自分自身を築き上げ、強化していくのです。自己疑念や不安に囚われることなく、自分の内なる力を信じて一歩を踏み出す勇気を持ちましょう。
行動こそが、私たちの真の姿を映し出す鏡です。考えることは重要ですが、それだけでは私たちの可能性は開花しません。
行動を通じてのみ、私たちは自分自身を真に発見し、成長することができるのです。
自分の心の中にある希望や夢に向かって、果敢に挑戦してみてください。ジャングルの中で新しい道を切り開くゴリラのように、未知の領域に足を踏み入れることで、新たな自分を見つけ出し、強くなることができるのです。
あなたの行動一つ一つが、あなたの物語を紡ぎ、あなた自身を形作っていくのです。
行動する勇気を持ち、自分自身の可能性を信じて、未来に向かって進んでいきましょう。
6.「私はがむしゃらになる」
最大の成功は不快感と不確実性、リスクから生まれる。
この言葉はどんなに困難な状況に直面しても、決してあきらめずに前進し続けることの重要性を教えてくれます。
圧倒されたり、迷路のような困難に遭遇しても、一歩ずつでも確実に進むことが大切です。
持続的な努力と粘り強さは、最終的な成功への鍵です。山のような課題に直面しても、ゴリラが木の上のバナナを目指して果敢に登るように、あなたも小さな一歩を踏み出し続けることで、やがて頂点に到達します。
この道のりは決して簡単ではありませんが、あなたの内なる力と持続する勇気が、最終的にはあなたを目的地へと導いてくれるでしょう。
覚えておいてください、あなたの今日の一歩が、明日への道を作ります。立ちはだかる壁は、乗り越えるためにあるのです。ゴリラのように不屈の意志を持ち、どんな困難も乗り越えていきましょう。あなたならできます。
7.「私は何も期待せず、すべてを受け入れる」
やっちゃダメだとわかっていることをやめ、やらなきゃダメなことを始めよう。
この言葉は、ジャングルの中で不意に直面する困難にも動じないゴリラのように、現実をそのまま受け入れ、何が起こっても柔軟に対応する姿勢を私たちに教えてくれます。
期待を手放すことで、ストレスは減り、現実に即した効果的な対処が可能になります。
覚えておいてください、予期せぬことが起こっても、それは成長の機会です。
まるで、雨に濡れることを恐れずに雨宿りを楽しむゴリラのように、私たちも人生の変化を柔軟に受け入れ、その中で新しい自分を発見し、強くなることができます。期待せずに全てを受け入れることで、心の平穏を保ち、どんな状況にも対応できる力を身につけることができるのです。
私たちは日々、自分自身と対話しています。
この対話をポジティブなものに変えることで、困難に立ち向かい、成長する力を得ることができるのです。
思考ではなく行動で自己を定義し、予期せぬ変化を受け入れ、前向きな姿勢で人生を歩むこと。
これら全てが、私たちの可能性を広げ、人生を豊かにします。
私は、そしてあなたは、自分の行動で物語を紡ぎます。
困難に遭遇しても、それは成長の機会です。
雨に濡れることを恐れず、前進する勇気を持ちましょう。
この本にはゴリラの言葉では伝えきれないことがたくさんあります。
著者の言葉は愛とユーモアにあふれ、実際に本を読んでこそ感じられる部分があるはずです。
この記事を読んでみて興味を持っていただいた方は、ぜひ実物を手に取って読んでみて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
一緒に、人生という素晴らしい旅を、全力で楽しみましょう。
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